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2008年6月11日 (水)

東京に美術展あり

静岡から東京に戻ってきて早半年が過ぎました。

静岡は気候温暖で住みやすいところだし、東京とそれほど離れ

ていないので、大抵のものが手に入る、そう思っていました。

でも、やはり、戻って来てみると、そうでもない。東京は便利だ。

東京でしか手に入らないものも多い。

最もそれを感じたのが美術展です。

私は絵が好き。自分でも昔は水彩、油絵両方ともやっていまし

た。今後も時間があればやりたいと思っています。ですから、美

術展に行くのも好き。静岡に住んでいた時も美術展には行きまし

が、何しろ数が少ない。美術展のというより美術館が少ないのだ。

まぁ、それなりの規模でやっているのは2つくらいです。ですから、

見たいなぁ、と思う美術展は年に3回くらいしかない。見たいもの

があって行っても、そこはやはり地方の美術館ですからね、企画

力っていうのかな、作品の数を揃える力がちょっと足りないんです

よね。田能村竹田という江戸期の画家の展覧会は、私も楽しみに

して行きましたが、作品の数が少なく、それを埋め合わせるかの

ように同時期の画家や同門の画家の絵が多く飾られていてがっか

りした経験があります。

しかし、東京は違う。何しろ上野は美術館銀座だ、って変な言い回

しだな。とにかく、上野の森だけであれだけ美術館がある。その上

新しい国立の美術館が乃木坂にも登場している。やっはり違うな

ぁ、と感じます。

静岡では多くて年3回しか行っていなかった美術展、この半年で

何回行っただろうか?横山大観、東山魁夷、モディリアーニ、ムン

ク、ユトリロ、ウルヴィーノのヴィーナス、思い出せるだけでも6回、

つまり月1回のペースで行っていることになります。それほどに東

京は美術展が豊富です。これでも取捨選択した上での回数だった

と思います。シャガールやロートレックは行かなかったし。

また、どれも気合の入った美術展なんですよね。大観やモディリ

アーニは新美術館が強力なラインナップで行っていたし、西洋国

立美術館は安定した作品群を提供してくれます。

次はコロー展です。

日本初登場の作品も目白押し、あぁ、楽しみだ、今から。

ただ、難点は唯一つ、混んでいるということです。

私は絵をちょっと離れて見るのが好きなんです。絵の全体が一辺

に見れるくらいの距離です。これは私の絵を見るときのお気に入

りのスタイルなんですよ。あんまり近くにより過ぎるとダメ、特に印

象派の絵なんかは、塊として見たい。近くで見ると勢いで描いてい

るところもあるから、逆に幻滅することもあるし。

これが難しい。何しろ人がいっぱいいますからね、東京の美術館

には。「ちょっと遠くから」なんて言ってると、その間に人がわんさか

立ってしまいます。

まぁ、でも、それも仕方ない。出来るだけ空いている頃を見計らっ

て行くようにしています。

それにしても、コロー展は必見だぞ。

皆さんも見た方がいい。

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