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2008年6月 9日 (月)

それがマナーというもの

東京に帰って来て車を売りました。

経堂というのは便利なところで、新宿にも渋谷にも殆ど15分程度

で行けるんですよ。従って、あまり車を必要としない。電車の方が

便利なんです。都心に車で出ると混んでるし、駐車場も一杯だし。

その点静岡は車社会でした、どこへ行くのも車。

電車社会に戻って一番感じることは、携帯電話の使い方です。

これは以前からずっと思っていたのですが、しばらく車社会にいた

のでここのところ感じることがありませんでした。

それは、「何故携帯電話を電車で使ってはいけないのか」というこ

とです。電車社会では、当然のように「携帯電話を使わないのが

電車内でのマナー」と言われています。これが全然分からない。

私が思うのは、携帯電話は電車のような電話の無い、それでいて

誰かと連絡が取りたい場所で最も有効にその威力が発揮される

ものだと思うのです。例えば電車が事故で遅れて社内にいる、そ

のため商談に遅れそうだ、とかね。もちろん、そんな緊急事態に

限らず、「これからそっちに行くよ、今電車の中」くらいの会話もい

いいのではと思います。

ところが、世間では一応「電車内で携帯電話を使うのはマナーに

反する」ということで落ち着いている。電車に乗るとそういうアナウ

ンスありますよね。その一方で、それを誰も守ってやしない。みん

な席に座ってケータイ見つめています。これどういうことでしょ?

携帯電話が社会に登場した時から私は見ていますけど、何故か

鉄道会社は一貫してそれをマナー違反だと言い続けています。

しかし、その時は携帯電話は新しいものだから、鉄道会社がマ

ナーを決めるもんでもないと思うんですよね。

当初、携帯電話も今ほど性能が良くはありませんから、電車内

だと、相手の声が聞きずらく、話す声も大きくなってしまう。それが

迷惑だという風に言われていました。それなら分かります、それは

迷惑でしょう。でも、携帯電話の性能は格段に上がった。電車内

で話したって、普通の車内の会話とその声の大きさはもはや変わ

らないでしょう。いや、メールということになればそんな議論すら必

要ないことだし。

病院ではダメ、飛行機ではダメ。これらはよく分かります。医療機

器や操縦機器に影響を与えるのだと言われれば、命にかかわる

問題ですから。電車の操縦機器に影響を与えるのか?そんな話

は聞いたことがない。第一鉄道会社自身もそんな事は言っていな

いし。

そこで登場したのが、心臓のペースメーカーに影響を与えるとい

う理屈です。しかし、だから電車の中で携帯電話を使わない理由

はならないんですよね、直接は。と言うより、もし、そういう問題が

あるなら、街中どこでだって携帯電話は使えないでしょう?どこに

ペースメーカー着けた人がいるか分からないんですから。そうな

ったら、確実にそういう人がいないスペースでしか使えないんです

よ、家とか職場とか。そこには固定電話があるんですけどね。と

にかく、不特定多数の人が集まる場所では使えない、公共の場所

では使えないのですから、これでは携帯電話として機能しません。

つまり、それは欠陥商品ということです。マナーの問題ではない。

ところが、現実問題としてあれだけ街で、車内で携帯電話が使わ

ていながら、携帯電話の使用によりペースメーカーが事故を起こ

したという例を知りません。鉄道会社も「ペースメーカー等の医療

機器に影響を与える場合がある」という表現です。

はっきりしてほしいんですよね、これ。影響を与えるのか与えない

のか。与えると主張することは、携帯電話メーカーに対して欠陥

商品であると言うことになりますから、そういう事故事例を詳らか

に報告する必要があると思います。

で、結局その理論もうやむやのまま、鉄道会社は「電源をお切り

下さい」と言うのだ。だから、その理由は何なのか、それを言って

みてくれ。逆に聞きたいんだ、電車内でメールをすると誰に迷惑

がかかるんだ?いや、普通に電話したって、大した迷惑にはなら

ないんじゃないか。それは電車内では一切の会話禁止に近いと

思うぞ。

何故だ?何故なんだ、鉄道会社各社よ。

それほどまでに携帯電話を車内で使われたくない理由は何なん

でしょう。

実際、私は車内で電源なんか入っていなくても構わない。車内で

携帯電話を使うことなんて殆ど無い。

私はただ知りたいだけなのだ、理由を。

恐らくみんな思っているぞ。そんな理由はどこにも無いって。だか

らみんな平気で使い続けるんだ。

つまりそういう風に自然に作られたのだ、それがマナーというもの

だろう?

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